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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年05月22日

FA-MASキャリハンカット

どこを見てもM4だらけなので違うとこいってみます。

昔からFA-MASは好きでしたが、巨大なキャリハンがどうも引っかかってました。
「あれが無きゃFA-MASじゃねー」って意見もあろうとは思いますが、
光学機器を乗せるととんでもない高さになるのがよろしくない。
ということでちょん切りました。



切ったフレームにレールを直乗せすると低すぎて狙えないのでかさ上げする必要があります。
なんかないかと思ってハンズをうろうろしていると18mmx12mmのアルミ角パイプを発見!



レールは長いのが見つからなかったので150mmを2本使いました。
そのままだとレール同士の接点が凹凸凸凹となるので
長さ調整も兼ねて片方の凸を切って凸凹凸にします。

角パイプにネジを通す穴を開けたらフレームに乗せて、上をレール、下をアルミ板で
挟んで固定します。
写真のような穴開きのアルミ板を使うと位置合せしやすいので楽です。
がっちり固定できるので強度は十分。





アッパーフレームの横に溝を切ってコッキングハンドルを入れようと思ってたんですが
ひとまず形になったのに満足してそのままです・・・



操作性はM4にはかないませんが、独特のスタイルはやっぱかっこいいですね。

  
タグ :FA-MAS


Posted by アンディ・ライアン  at 23:32Comments(15)FA-MAS

2010年02月07日

Raven Concealment Systems

話題のRaven。



初めて見たときの印象は「なんかでかくて邪魔くさいデザインだなぁ」。
でも何度も見てるうちに慣れてきて(よくあること)、海外フォーラムなどでも
評判がいいのでだんだん気になってきてました。
とはいえGlock19用が国内に出ることはまずないはずなので、そのうち海外通販でも
すっかなと思っていたらTacElementにて発見!ゲットです!



KSCのGlock19(ABS&PGCスライド)を入れると共にちょっときついので
ドライヤーで暖めて調整しました。
20秒ほどしてフニフニになったらGunを突っ込んでグリグリすればOKです。
一般的なカイデックスホルスターと比べて薄い素材を使っているので柔軟性が高く、
装着するとかなりしなります。
それを見越して気持ちゆるめに調整しておくと装着時にスパッと抜けるようになります。



ベルトループは幅がありますがバタつくようなことはありません。
オプションのパンケーキウィングを使えばもっとタイトになって安定しそうです。



体への密着度が高い上に、かなりのハイライドになります。
腰の真横に付けている画像を見かけますが、ハイライド+FBIカント(前傾)で
グリップアングルがきついGlockとなるとちゃんと掴むのがしんどい。
Ravenはベルトループの位置を変えられる偉い子なので助かります。

チェストリグとかの重装備には干渉しそうですが、その名の通りコンシール性が
高いので普段使いにいいです。
他のGun用も欲しくなります。Vanguardも面白そう。


RCSの下は何て書いてあるか読めない。。。  


Posted by アンディ・ライアン  at 20:40Comments(0)ホルスター

2010年02月06日

Glock19

余所の記事を見るだけで、自分のはすっかりほったらかしてます。
やっと第2回。
今回はKSC Glock19です。



懐かしのMGCが出してた頃は「ヘンなのー」と見向きもしませんでした。
好きになったのはここ数年。
Glockなら19!なのですが、KSCのインチキ刻印スライドがいやで
手を出しませんでした。

CAかどこかのG23はなかなか元気にならないので次第に放置。
(中身をマルイのに入れ替えればいいみたいですね)
次にふと欲しくなって入手したマルイ17をいじりまくり。
マルイよさっさと19を出せっっ!と思いつつ、しばらくは17で満足してました。

が、ある日ふと気づくとKSCからリアル刻印の19が出てるじゃないですか!!
フレームには相変わらずGlockマークがないしディープブルーは微妙だけど
刻印優先!ってことで速攻入手。
しかも直後にPGCのア○○スライドも出回り始めたのでこれも速攻入手。
以来ハンドガン首位を占め続けています。
(たまに気まぐれでハイパワーとかに浮気するけど。。)



お約束のリダクション&スティップリング(「ステッピング」は間違い?)です。

下ぶくれの修正はプラの肉厚内で納まったので裏打ちはしませんでした。
半田ゴテは中1の技術の時間に作ったキットのやつが今でも活躍中(~~)/
やったことある方はご存じの通り、マルイとかのABSフレームだと
コテを当てたときに「デローン」と溶けますよね。
KSCはHW材なのでどうなるかと思ったら、デロンじゃなくシャリシャリと
音を立てながらゆっくり溶けていきます。「引っ掻いて削る」感じ。

トリガーガードは丸くしてません。
必要性を感じないし、ホルスターによってはロックが甘くなることもあるので。

PGCスライドは冬期封印中です。
いつ注文したか忘れるくらい待たされている追加パーツが到着したら
いっしょに紹介します。

で、スライドのディープブルーはどうでもいいので塗り直します。
メーカー曰く、両側面と上面をNCマシンで平面化加工したそうです。
でも実銃にはヘアラインなんて無いし、そもそも太さがバラバラで汚いし、
エッジもまっすぐじゃないし(KSCどうした!?)。
なのでブルーを落とすついでにペーパーで面出ししました。
大切な刻印は消えないように深く彫り直し。

悩んだのは塗料です。
ホルスターにがんがん入れるので強度は必須。
キャロムのブラックスチールは丈夫だけど黒じゃないので却下。
GスミスSのはあまり丈夫じゃないらしい。
他にもいろいろあるみたいだけど調べててもはっきりしないので
とりあえずインディのブラックパーカーを採用。
表面のザラザラをタオルでこすって落とすと色味はばっちり。
でも使用2日目にして早くも擦れ始めました(T_T)
まぁGlockだから傷ついてもいいや・・・、と思わせるのもGlockの魅力か。

※プラのスライドに乗せられる頑丈な表面処理をご存じの方、ぜひ教えてくださいm(_ _)m




オリジナルのフロントサイトはかっちょ悪いので交換。
昼はファイバーで夜は発光サイトになったら便利だなと思って
フリーダムアートのを改造しました。
プラ版で囲った中に蓄光塗料を入れてます。
あまり入れすぎると戦闘中に蛍になるのでほどほどに。
ファイバーを通すとどうしても暗めになっちゃいます。

改造した後でこんなの見つけました。

TRUGLOのTFO(Tritium Fiber Optic)。
仕組みはその名の通り。
やっぱ勝手に光ってくれた方がいいよなぁ。

※追記
フリーダムアートから蓄光対応のやつ出てるでやんの。
ぜんぜん知らなかった。。


中身は、まず基本のすり合わせとタニコバの放出バルブ。
シリンダースプリング(No.23)が強すぎてブローバックの勢いを邪魔してる気が
したのでちょっとカット。
スライドストップの上がり不足でノッチにかかり切らないことが多く捲れの元に
なるのでマガジンフォロアーと触れる爪をちょっと曲げて調整。
やり過ぎると弾切れ前にストップしちゃいます。
またマガジンをたたき込んだ衝撃でスライドがリリースされることがあるので
スライドストップスプリングを曲げて強めに。
PROTECのSSRUは冬だと強すぎなのでノーマルに戻してます。
たぶんこれくらいのはず。

20m先で2時方向にスイングするHOPは何とかしたいところです。
ラバーチェンバーがおかしいのかな?



Glock19、いいです。
マルイがM&Pの4.25inを出してくれるまでは首位確定です。  
タグ :GlockKSC


Posted by アンディ・ライアン  at 00:40Comments(0)Glock19

2009年12月14日

ブローニング ハイパワー

ミリブロに登録はしたものの、ずっとほったらかしてました。
たまーにしか更新しないグータラblogになると思いますが
ご覧いただいた皆様、よろしくお願いします。


1回目はブローニング ハイパワーについてです。



世界で初めてダブルカァラムマガジンを採用したことで有名ですが、
これを発明して設計に取り入れたのはジョン・ブローニングではなく、
彼の死後に開発を引き継いだFN社の設計技師デュードネ・サイーヴなんだそうな。
みんな、ブローニング氏だけじゃなくサイーヴ氏も賞賛しなければ!

昔々、銀玉鉄砲を卒業して初めて買ったのがサンエイのハイパワーでした。
当時はたいした選択肢もなく、当然知識も皆無で
なんとなくかっこよさげな感じ、で選んでいました。

がっつり好きになり始めたのは「SAS戦闘員」を読んだとき。
北アイルランド任務のくだりで度々登場します。
また、訓練教官によると
「9mm口径のブローニング拳銃は、SASにとってきわめて重要な武器だが、
 そのほかのところでは過小評価されている」
だそうです。
45ACPもアメ車の大排気量環境破壊エンジンもハンバーガーも大好きですが、
紅茶とともに9mm口径を嗜むのもまた一興かと。



ガス漏れする、動作がしょぼい、等々もっぱら評判のタナカ ハイパワー。
旧式はわかりませんが、現行型はちょちょいと手を入れてやれば見違えます。

・ハンマースプリングをカット&ナット調整でテンションを下げる
・ブリーチ、レールなどの研磨
・ファイアフライの放出バルブ
・同ロケットバルブ(↓をする際の強度upにもなるはず)
・ピストン内のガスルート拡大(肉厚に余裕がないので慎重に)
・ピストンOリングのはまる溝にテープを巻いて機密性アップ
・PROTECのリコイルスプリング

これでバシバシ動くようになります。
ガス漏れもしません。
HWなこともあってガスガンシーズンならガツンガツンきます。
寒い時期でもマルイGlockなどよりはるかに元気です。
ただ、最近ではパーツが手に入りにくいようですね。



粘っこい、重くて使いにくい、等々もっぱら評判のトリガープル。

Gun誌1992年12月号の特集で、Jackが面白い表現をしていました。
トリガープルを太さ1cmの枝を折る感触に例えて、
・たいていのDAオート(をSAで撃つ場合)は生の枝を折るように「ググー、ボキ」と重い感じ
・ハイパワーは乾いた枝を折るように「バキッ」と堅い感じ
だそうです。

タナカのトリガー周りは実銃と同じ構造なので、
初めて触ったときは枝の例えで言わんとするところがよくわかりました。
もっとも、鉄のカタマリでスプリング類も強い実銃はものすごくカッチリして
いるのでしょうが、プラのおもちゃでは限界はあります。

動作チューンでハンマースプリングを弱めると堅さがなくなってくるので、
トリガースプリングを強めて少しカバーします。
マガジンセフティも邪魔なのでスプリングを抜いて殺します。

もっとなんとかならんもんかと思ってドライファイアしていたら、
トリガーを引く度にスライドがぴょこぴょこ上下しているのに気づきました。
トリガーがスライド内のシアレバーを押してシーソー運動させるので、
スライドとフレームのかみ合わせがゆるいとスライドも上下してしまうんですね。
これはモッサリ感につながっている大問題です。

で、改修ポイントは次の通り。

・トリガーハウジングがぐらぐら⇒スライド前半分がぐらぐら、となるので
 ハウジングの両サイドと前端下のフレームに乗る部分に瞬着とABS粉を点盛りし、
 フレームにきっちり収まるようにする。

・その上でフレームのレール部前後4ヶ所と接触するスライドレールに同じく点盛りして
 ぐらつきをなくす。

きつくないけどぐらつきもしない「ピッタリ」にしてやります。
スライドストップの動きが渋くなったら、ハウジングの穴を少し広げれば大丈夫です。

これで天下のSIG SAUERも目じゃない、とても気持ちいいトリガープルになります。
WA並の元気があればハンマースプリングを強くしてプルを堅くしてやれるのですが、
それは夏限定仕様ということになりそうです。



※傷は購入後のもの。元はピカピカです、為念。

Craig SpegelはNOVAKから購入しました。
$120~30くらいのグレードだったと思います。
鋭すぎず丸すぎず、非常に美しいグリップです。
Novak氏の奥様は日本人の方なのでやりとりを日本語でできて楽チンですね。

Kim Ahrendsも試してみたいのですが、正規ディーラーのBack-Upさんによると
売れないから作るのやめちゃったんだそうです。(2008年の情報)


あとは、スライドの湯じわとヘロヘロの刻印が悲しいので、
平面出し&刻印打ち直しした上で、この写真のような「鈍く黒光りする鉄」感を出したいですね。
キャロムのブラックスチール並の強度があってこの色味ってのが見つからないので、
何かいい方法をご存じの方いましたら教えてください。よろしくお願いします。
OCTのカムコートとかどうなんだろう?


「M92Fはたいがいの人に扱えるが、
 ハイパワーは妥協を許さぬプロのツールといえるものがある」
とJackも言っております。

ハイパワーをいじってからGlockなどを持つとスライドがものすごくデブに見えます。
このスリムさは本当にすばらしい。
9mm撃つにはこれで十分、ということでしょう。P210はさらに上ですが・・・

ハイパワーはいいけどタナカだからなぁ、とためらってるあなた!
これはいいモノです!
さっさと手に入れていじりましょう!!

  


Posted by アンディ・ライアン  at 18:27Comments(9)ブローニング ハイパワー